【おすすめはない!?】就労移行支援ランキング!地域とスキル別でおすすめの就労移行を解説。

おすすめの就労移行支援ランキング!地域とスキル別でおすすめの就労移行を解説。

この記事ではおすすめの就労移行支援ランキングを元大手就労移行の支援員で現役のWebマーケターが徹底解説します。結論から先にお伝えすると、おすすめの就労移行は実はない!?どういうことなのか、詳しく解説していきます。

この記事を要約すると、

働きたい場所と働きたい職種によっておすすめの就労移行支援は違う
目指す就職先から逆算して自分に合う就労移行を選ぼう
一度通い始めると変更は大変。就労移行選びは慎重に

目次

万人におすすめの就労移行はない!?

結論からお伝えすると万人におすすめできる就労移行は存在しません。というのも、就労移行に通う方のニーズはそれぞれ異なるためです。就労移行に通う方の大半は就職を目的に通われています。その就職先のイメージによっておすすめできる就労移行は異なります。なので、この記事では代表的な就職イメージを解説。それぞれにあう就労移行をランキング形式で解説します。

代表的な就職イメージってどんなものがある?

就職イメージは大きくは働きたい場所働きたい職種によって決まります。具体的に解説していきます。

働きたい場所

どこで働くかは就労移行を選ぶにあたって大切なポイントです。障害者雇用で働く先も多様化しており、住んでいる近くの工場や店舗で勤務するケースもあれば、都心のオフィスでバリバリと働かれている場合もあります。またフリーランスの場合はリモートワークも可能でしょう。

働きたい職種

職種は事務・作業系、専門スキル系に分けられます。一般的な障害者雇用での就職を目指している方は事務・作業系での就職が良いでしょう。一方で障害者雇用と合わせて、クローズ就労やフリーランスでの就職を目指す方は専門スキル系を選ぶ場合が多いです。特に最近ではWeb・IT系のスキル習得を目指す方が多いです。

それぞれの就職イメージの実現可能性は?

それぞれの実現可能性とメリット・デメリットを解説していきます。実現可能性については表にまとめるとこのようになります。◯は実現可能、△は場合によっては可能、✕は実現は難しいとなります。

職種場所結果
作業・事務地方
都心
在宅
専門スキル地方
都心
在宅

作業・事務系は障害者雇用枠のスタンダードなので求人はたくさんありますが、出社が前提のものが多く在宅は難しいケースが大半です。一方、専門スキルはリモートワークなど働く自由度は上がりますが、求人数が少なく未経験者の就労はその方の能力値に大きく依存するので、△としました。

各分野でおすすめの就労移行ランキング

上記を踏まえて、各分野でおすすめの就労移行ランキングを発表します。

作業・事務系×地方のおすすめランキング

  1. 地場の就労移行支援
  2. リタリコワークス
  3. ココルポート

1位は意外かもしれませんが、地場の就労移行です。地方で特に職種にも強いこだわりがないのであれば、就職率の高い就労移行を支援機関を通じて紹介してもらうのが一番手っ取り早いです。ただ支援機関によっては就職実績の低い施設を紹介する場合も少なからずありますので、必ず2~3社を見学して決めることをおすすめします。見学で見るべきポイントはこちらの記事を参考にしてくださいね。

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2位はリタリコワークスです。リタリコワークスは2023年9月時点で事業所数が127拠点。地方も含め全国に展開しています。東証プライムにも上場しており、安心の上場企業で就職のトレーニングをしたい方にはおすすめです。とても人気の就労移行で各事業所で申し込み後に通所を始めるまでに時間がかかる待機が発生しているようです。申し込みは早めに行いましょう!リタリコワークスの詳しい解説についてはこちらを参照してください。

3位はココルポートです。ココルポートもリタリコワークスと同様に全国展開する上場企業で106事業所を運営しています。リタリコワークスとの大きな違いは交通費助成とランチ提供がある点です。就労移行に通いたいけど、金銭的負担が大きい場合は大きな助けになりますね。

作業・事務系×都心のおすすめランキング

  1. ミラトレ
  2. atGPジョブトレ
  3. リタリコワークス

作業・事務系×都心の1位はミラトレです。大手総合人材会社のパーソルが運用する就労移行支援事業所で、パーソルの安定基盤で質の高い職員、カリキュラムが特徴です。結果として就職率も80%以上ととても高くおすすめです。

2位はatGPジョブトレ。障害特化型で事務系のカリキュラムを展開しています。ミラトレに比較的似たサービスにはなりますが、障害特化型で同じ障害種別の方のみの通う施設になります。同じ障害種別の人同士で自己理解をしたいという方によりおすすめしたい事業所です。

3位はリタリコワークスです。リタリコワークスは地方もそうですが、都心にも多くの事業所があります。都心での就職を考えていて、大手の就労移行に通いたいという方にもおすすめです。

専門スキル系×都心のおすすめランキング

  1. キズキビジネスカレッジ
  2. atGPジョブトレIT・Web
  3. 就労移行ITスクール

1位はキズキビジネスカレッジです。7つの専門スキルから学ぶことができ就職率も83%と高い水準です。専門スキルを学びたいけど、何に適性があるのかはわからないという方にはぴったりの就労移行でしょう。

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2位はatGPジョブトレIT・Web。IT・Web系に特化したカリキュラムを展開しており、デジタルハリウッドのカリキュラムを無料で受講することができます。Webデザイン、プログラミング未経験の方OKですので興味のある方はぜひ問合せしてみてください。

3位は就労移行ITスクールです。最近、急速に拡大しているWeb・ITに特化した就労移行です。詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。

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専門スキル系×在宅(地方)のおすすめランキング

  1. マナビー
  2. 就労移行ITスクール

1位のマナビーはITスキルとらしさを学び、自分らしい働き方を見つける就労移行支援事業所をコンセプトに展開しているサービスです。他のサービスよりもより在宅訓練やテレワークをテーマにサービスを展開しているので地方で在宅就労を希望している人にはおすすめしたいサービスです。

就労移行選びは慎重に

地域とスキル別でおすすめの就労移行をランキング形式で解説しました。まとめとしてお伝えしたいことは就労移行選びは慎重に行ってほしいということです。他のおすすめ、ランキング記事にあるように一概にこの就労移行が良いということは決してありません。私の経験として、それらの情報を鵜呑みにして就労移行を選んでしまい、自分のイメージとは違ったと早期に辞められる方を見てきたからです。どんな就労移行でも大なり小なりデメリットは存在します。各事業所を見学して自分の目で確かめた上でそれぞれのメリット・デメリットを整理して自分はどの就労移行を選ぶのがベストか考えて意思決定することをおすすめします。一度、1つの就労移行に通い始めると変更するのはとても大変です。将来、どういう就職を実現したいか想像して納得できる就労移行を選びましょう。

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この記事を書いた人

新卒で就労移行事業所に就職。4年間、現場での直接支援と合わせて施設の立ち上げや施設長、事業企画などを担当。その後、人材紹介会社のマーケティング職に転職し、広告運用、SEO、SNSマーケなどを担当。現在はマネージャーとして後輩の育成に苦闘中。現職の経験を活かしつつ就労移行に関する情報を中立な立場で発信したいと考え、就労移行情報まとめを立ち上げる。

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