【2024年最新】ミラトレの評判や口コミって?

【2024年最新】ミラトレの評判や口コミはどうなの?元大手就労移行に4年間勤めた支援員が徹底解説!

こんにちは。就労移行情報まとめです。本日は、パーソルダイバースが運営する就労移行であるミラトレの評判や口コミについて解説します。いわゆる上場総合系の就労移行の中でも実は評判がいいのがミラトレです。評判が良い理由は特例子会社だから?どういう理由なのかも含め、元大手就労移行に4年間勤めた支援員が徹底解説します。

この記事を要約すると、

ミラトレはパーソルグループの特例子会社が運営する就労移行
上場総合系よりも店舗数は少ないが丁寧な個別支援が特徴
模擬職場をイメージしたコミュニケーショントレーニングはメイン
無理な多店舗展開はなく、運営は安定
都会での事務系での就職を考えている方におすすめ

※上場総合系がわからないという方はこちらの記事を参照ください。

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目次

ミラトレとは

ミラトレは大手人材グループのパーソルのグループ会社であるパーソルダイバースが運営する就労移行支援事業所になります。パーソルダイバースはパーソルグループの特例子会社になり、パーソルグループ全体の障害者雇用を推進する企業です。自社でも非常に多くの障害者を雇用しています。そのノウハウを横展開して、障害者特化の人材紹介業、採用代行、サテライトオフィスなど幅広いソリューションを提供しています。ミラトレもそのソリューションの1つで、事務系に特化した就労移行支援事業所になります。全国で15店舗運営しており、規模は他の大手総合系の事業所に比べると小さいです。
参照:https://persol-diverse.co.jp/

運営母体が特例子会社

ミラトレを語る上で一番大切なポイントは運営が特例子会社である点です。他の上場総合系は特例子会社ではなく一般的な上場企業になります。そのため、あくまでもビジネスとして収益性を重視して就労移行の運営を行います。もちろん、ミラトレも収益性はまったく重視していないわけではありませんが、特例子会社という立ち位置上、収益率や採算性は他の上場総合系に比べると余裕があります。私が働いていたときも、多店舗展開できる資金力やノウハウはありながらも就労移行以外の事業で売上を上げている点からこれからも店舗は増やすが、他の大手総合系ほどゴリゴリの出店はするつもりが無いようだとパーソルダイバースの幹部から聞きました。今もその傾向は大きく変わっていないでしょう。

サービスの特徴

次にミラトレのサービス特徴について解説します!

職員の質が高い

 1つ目は職員の質です。運営母体がしっかりしており堅実に運営をしているため、他の施設に比べて職員の入れ替わりが少ない、専門性も高いと定評があります。特にミラトレのメインターゲットが精神系や身体系の方になるのでそのような方々やトレーニングや就職ノウハウはかなりノウハウがあるでしょう。また職員と利用者の距離も近く、職員とのコミュニケーション頻度も適度もありますので適度に声をかけてほしい方は安心して通える施設でしょう。

コミュニケーション系カリキュラム

 コミュニケーション系カリキュラムが多いのも特徴です。atGPジョブトレの際に解説したような模擬職場を想定した実践トレーニングやグループワークが豊富に実施されているようです。実際の事務系の職場で発生するようなコミュニケーションを実際に体験し、そこでの気づきを職員からFBを受けることができます。

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ミラトレの良い口コミ

まずはミラトレの良い口コミを見てみましょう

3つの就労移行をまわりましたが圧倒的に人やプログラムがいいと感じ、約1年弱通いました。最初は週3回からはじめて徐々に出席できるようにして就労にいけるように頑張りました。また、スタッフさんも訓練生も非常に能力が高い人が多く、就労に必要なスキルやコミュニケーションを多く取り成長に繋がりました。また、プログラムもよく疑似就労を受ける事で安心して進めました。体調面も含めて相談に沢山のってもらいました。就活は面接練習や書類添削をきちんとしてくださるので体調さえ整えれば、就労できます。就職して一年経ちましたが、未だに何かあれば相談に乗ってくださるため、ミラトレ三鷹を選んでよかったです。

関連会社が転職支援サービスDODA(デューダ)を運営しているためか就職ノウハウの教育が充実していました。外部講師によるリモート講義、スタッフによる疑似面接等が定期的に行われ、就職率は85%と高い水準を誇ります。ソフト面もフォロー体制が充実しており、不安や悩みにも親身になって対応してくれます。体調が安定しない方は週3日程度からの通所にも応じてくれるので、自分の体力にあったスケジュールで就職に取り組めます。

運営母体の高い就職ノウハウ、職員やプログラムが良いという口コミが見られました。実際のサイトでは確認できませんでしたが、就職率85%という情報がありました。厚生労働省の資料によると平成30年度の就職率は52.9%でそれに比べるとかなり高い就職率です。真偽は確認できませんが、私が支援員をしていたときもミラトレはかなり高い就職実績があることは知られており、一定信頼できる数字かと思います。

ミラトレの悪い口コミ

次にの悪い口コミを見てみましょう

希望していない、求人を持って来て職場見学をさせられました。社会保険希望なのに社会保険がない会社求人を紹介されました。
定着支援は、雇用主側にたち利用者を守ってもらえませんでした。
障害特性で、その作業を続けるとパニックになると伝えても、雇用主には言えませんと…
体調を崩して退職しました。

本人の希望しない職場を見学して就職させられたというケースのようです。就職実績を上げるためか、本人の就労実現のためにやや無理に就職させてしまうケースもあるのかもしれません。

ミラトレをおすすめする方

これらの内容を踏まえて、ミラトレをおすすめする方はこういった方です。

都会で事務職での就労を目指している方

一番おすすめする方は都会で事務職での就労を目指している方です。ミラトレも地方の店舗はありますが、地方でも主要都市や都心の近郊店舗が多いのが特徴です。そのため、地元から少し通勤して都会の企業で事務での就職を目指している方にはぴったりです。カリキュラム的には難易度中から高ぐらいの事務系カリキュラムを提供しています。事務系でもデータ入力をひたすらやりたいという作業寄りの就職を目指している方には合わない可能性があるので注意してください。

コミュニケーション力や障害理解力を上げたい方

次がコミュニケーション力や障害理解力を上げたい方です。ミラトレの特徴として、模擬職場トレーニングのように他の施設に比べるとコミュニケーションに特化している点があげられます。コミュニケーションは苦手だけど、事務業務でキャリアアップを目指していて取り組んでいきたいという方におすすめです。付随した内容にはなりますが、実践に近い業務に挑む中で自分にどういうストレス反応が出るのか気づくことができ、その時の対処法を職員の方と話しあうなど、障害理解力も底上げすることが出来ます。

精神や身体障害のある方が多い施設のほうが合うという方

障害によっては聴覚過敏などの大きな声や急な物音が苦手な方がいらっしゃるかと思います。ミラトレは施設の立地や目指す職種の関係上、精神(比較的軽度)や身体の人が多く通っています。全障害が対象のため、絶対とは言い切れませんがどちらかというと周りの空気を読んで行動するのが得意な障がいのある方が多く集まりやすい傾向はあるでしょう。

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ミラトレをおすすめしない人

次にミラトレをおすすめしない人です。

WebIT系での就職を目指している方

ミラトレは事務職に特化してカリキュラムを提供しています。そのため、未経験でWebIT系の就労を目指している方は専用のカリキュラムがないためおすすめできません。パーソルダイバースではIT系特化型の就労移行としてNeuro Diveを展開しています。IT系でも他の施設とは異なりAIなど最先端領域なのでキャリアアップできる人は限られていますが、パーソルダイバースが展開する施設希望でIT系のカリキュラムを学びたい人はNeuro Diveの利用をおすすめします。

地元での就職を目指している方

次が地元での就職を目指している方です。前の章でもお伝えしましたが、ミラトレは地方の主要都市や都心の郊外店舗が多く、地元から少し離れているケースが多いです。完全に地元での就職を目指しているのであれば、リタリコやウェルビー、ココルポートなどの地元に立地している大手総合系のほうが通勤費用などもかからず自分の目指している就労を実現できます。

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周囲の人とコミュニケーションを取りたくない方

ミラトレはコミュニケーションを取るカリキュラムが中心です。事務系でもデータ入力など人とコミュニケーションを取らずに作業に集中したいという方には合わない可能性が高いです。そういう方も大手総合系の利用をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ミラトレの場合は、運営母体がしっかりしているため都会への一般事務での就職を考えている方にとってはかなりおすすめの事業所になっています。口コミのところでもありましたとおり就職率85%と他の大手総合系に比べるととても高い実績です。都会に近い店舗が多く利用に交通費などはかかりますが、質の高い職員、コミュニケーション力を上げるカリキュラムなど他にはないカリキュラムでしっかりと就職に向けた訓練ができます。ぜひ、利用を検討してみてください。

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この記事を書いた人

新卒で就労移行事業所に就職。4年間、現場での直接支援と合わせて施設の立ち上げや施設長、事業企画などを担当。その後、人材紹介会社のマーケティング職に転職し、広告運用、SEO、SNSマーケなどを担当。現在はマネージャーとして後輩の育成に苦闘中。現職の経験を活かしつつ就労移行に関する情報を中立な立場で発信したいと考え、就労移行情報まとめを立ち上げる。

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